無料で使用できるMT4のEAの多くには口座縛りがかかっており、その口座IDでしかEAが使用できなくなっていることが多いです。EA開発者側からの目線で見ても、EAの転売や不正なコピーを防ぐため、EAに口座縛りをかけたいという希望があると思います。口座縛りをかける方法の一つとして、変数numberに相手の口座番号を代入し、OnInit関数内に数行のコードを追加すれば口座縛りを実装することが可能です。If関数で取得した口座番号とソースコードに記載した口座番号が異なると、「無効な口座番号です。」というアラートが鳴りEAが使用できなくなるようにすればよいです。この方法では毎回コンパイルする負担がかかりますが、少人数のみの販売であれば便利でしょう。口座縛りをかけるもう一つの方法としては、口座番号を数式に組み込んでキーを作成する方法があります。相手の口座番号を聞き、口座番号×99+99 のキーを相手に伝えます。相手はキーをパラメータから入力することで認証をする仕組みになります。口座番号に応じてソースコードを書き替える必要がないので負担は少ないですが、数式が相手に知られてしまうと口座縛りとしての効果が無くなってしまいます。